Source Tape

記事数:(1)

DaVinci Resolve

ダビンチリゾルブ:ソーステープ活用術

動画編集は、複数の動画や音声、画像などの素材を組み合わせ、一つの作品を作り上げる作業です。素材が多くなればなるほど、管理や必要な素材を探すのに時間がかかり、作業全体の効率が落ちてしまいます。そんな時に役立つのが、ダビンチリゾルブのソーステープ機能です。ソーステープは、編集前の素材が保管されているテープのようなものです。全ての素材を一覧で表示してくれるので、目的の動画や音声、画像などを探しやすくなります。膨大な量の素材を扱う場合でも、ソーステープを使えば必要な素材をすぐに見つけられるので、編集作業を効率的に進めることができます。例えば、複数のカメラで撮影した映像を編集する場合を考えてみましょう。従来の方法では、それぞれのカメラの映像を個別に確認し、使用する部分を探し出す必要がありました。これは非常に手間のかかる作業で、多くの時間を費やしてしまいます。しかし、ダビンチリゾルブのソーステープ機能を使えば、全てのカメラの映像を一つの画面で確認できます。まるで大きなテープを早送りしたり巻き戻したりするように、必要な場面を素早く探し出すことが可能です。さらに、ソーステープには素材のプレビュー機能も備わっています。映像や音声を再生することで、素材の内容を事前に確認できます。これにより、編集作業中に「思っていた素材と違った」というようなミスを防ぐことができます。このように、ダビンチリゾルブのソーステープ機能は、素材の確認から選択、そして編集作業へのスムーズな移行を可能にします。まさに、動画編集を強力にサポートしてくれる頼もしい助っ人と言えるでしょう。