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DaVinci Resolve

動画編集の落とし穴:オフラインメディアへの対処法

動画編集の作業中に、編集ソフト「ダビンチリゾルブ」が突然「メディアオフライン」と表示されることがあります。これは、動画や音声、画像といった素材がソフトに見つけられない状態になったことを意味します。この表示が出ると作業が中断され、慌ててしまうかもしれません。しかし、落ち着いて対処すれば大抵の場合は簡単に解決できますのでご安心ください。この「メディアオフライン」表示は、いくつかの理由で発生します。例えば、編集に使っている素材のファイルを別の場所に移動した場合や、ファイルの名前を変更した場合です。また、外付けの記憶装置に保存した素材を使っている場合、その装置をパソコンに接続せずに編集ソフトを起動すると「メディアオフライン」と表示されます。ほかにも、素材のファイルが破損している場合も考えられます。「メディアオフライン」と表示された場合の対処法はいくつかあります。まず、素材のファイルがどこに保存されているかを確認しましょう。もしファイルを移動していた場合は、元の場所に戻すか、ダビンチリゾルブ上でファイルの場所を指定し直す必要があります。ファイル名を変更していた場合は、元のファイル名に戻すか、同様にダビンチリゾルブ上で新しいファイル名を指定します。外付けの記憶装置に素材を保存している場合は、その装置をパソコンに接続してください。これらの対処法を試しても解決しない場合は、素材のファイルが破損している可能性があります。その場合は、素材のバックアップからファイルを復元するか、再度素材を用意する必要があります。今後の「メディアオフライン」表示を予防するために、素材のファイルは整理整頓して保管するようにしましょう。外付けの記憶装置を使う場合は、編集作業中は必ずパソコンに接続したままにしておきます。また、素材のバックアップを定期的に作成しておくことも大切です。これらの点に注意することで、「メディアオフライン」表示による作業の中断を防ぎ、スムーズに動画編集を進めることができます。