inpoint

記事数:(1)

動画編集

動画編集のキホン:開始点

動画を作る作業で、まず大切なのが「開始点」です。これは、長い動画素材の中から、どの時点から使い始めるかを決める印のようなものです。例えば、1時間の録画の中から、30分過ぎに現れる美しい夕焼けの風景を使いたいとします。この場合、30分過ぎのところが開始点になります。開始点は、動画編集ソフトを使って、時、分、秒、さらに細かいコマ単位で指定できます。まるで定規を使って長さを測るように、正確な位置を決めることができるのです。これによって、使いたい場面をピンポイントで選び出し、無駄な部分をカットすることができます。例えば、夕焼けのシーンだけを切り取って使いたい場合、開始点を夕焼けが始まる瞬間に設定することで、それ以前の部分を削除しやすくなります。この開始点は、本のしおりに似ています。読みたいページにしおりを挟んでおけば、すぐにそのページを開くことができますよね。動画編集でも同じように、開始点を設定しておけば、必要な場面にすぐに戻ることができます。長い動画を扱う場合、何度も同じ場所を探し直すのは大変な作業です。開始点を設定しておけば、そのような手間を省き、作業をスムーズに進めることができます。特に、動画編集に慣れていない人にとって、開始点を理解することはとても重要です。開始点を使いこなせるようになれば、動画のどの部分を使うか、どの部分をカットするかを自由に決められるようになります。まるで料理人が包丁を使いこなすように、動画素材を思い通りに扱うことができるようになるのです。動画編集の第一歩として、まずは開始点の使い方をしっかり覚えて、スムーズな編集作業を目指しましょう。