自動化

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Adobe After Effects

After Effectsスクリプトで作業効率化

動画を作るための便利な道具、アフターエフェクツでは、ちょっとしたプログラムを付け加えることで、作業の自動化や新しい機能の追加ができます。この小さなプログラムは「スクリプト」と呼ばれ、複雑な作業や繰り返しが多い作業を自動でしてくれるので、作業時間を大幅に縮め、制作の効率を上げます。例えば、いくつもの重なった絵や素材(レイヤー)に同じ効果(エフェクト)を加えたい時、一つずつ設定していくのは大変な手間です。しかし、スクリプトを使えば、一度に全てのレイヤーに同じ効果を適用できます。また、たくさんのファイルの名前をまとめて変更する作業も、スクリプトで自動化できます。ファイル数が多ければ多いほど、スクリプトのありがたみを感じることでしょう。スクリプトを使うことで、面倒な作業から解放され、創造的な作業に集中できます。動画の構成や色使い、音楽の選定など、本当に時間をかけたい大切な作業に集中できるようになります。また、作業ミスを減らす効果もあります。人間はどんなに注意していても、どうしてもミスをしてしまう生き物です。特に、同じ作業を何度も繰り返す場合は、集中力が途切れ、ミスが発生しやすくなります。スクリプトは正確に作業を実行してくれるので、ミスを減らし、質の高い動画制作を支えてくれます。日々の作業の中で、「これは少し面倒だな」「もう少し楽にできないかな」と感じることがあれば、スクリプトで解決できる可能性を調べてみる価値は十分にあります。スクリプトは、まるで魔法の杖のように、面倒な作業を一瞬で片付けてくれる頼もしい助っ人なのです。きっとあなたの動画制作を強力にサポートしてくれるはずです。
Adobe After Effects

動画の魔法!After Effectsのエクスプレッション

動画制作ソフト「アフターエフェクツ」には、「エクスプレッション」と呼ばれる機能が備わっています。これは、まるで魔法の言葉のように、動画に様々な動きを与えることができる強力な道具です。従来の方法では、一つ一つのコマに動きを指定する「キーフレームアニメーション」が主流でした。しかし、この作業は非常に手間がかかり、複雑な動きを作るのは至難の業でした。エクスプレッションを使うと、プログラミングのような記述で動きを制御できるため、キーフレームを一つ一つ設定する必要がなくなります。例えば、ボールを自然に落下させる動きを作りたいとします。キーフレームを使う場合は、ボールの位置を少しずつずらしたキーフレームを大量に設定しなければならず、時間も労力もかかります。しかし、エクスプレッションを使えば、物理法則に基づいた数式を記述するだけで、自然でリアルな落下運動を簡単に表現できます。また、複数の物体を連動させたり、ランダムな動きを生成したりすることも、エクスプレッションなら数行の記述で実現可能です。エクスプレッションは、単に作業効率を上げるだけでなく、表現の幅も大きく広げます。例えば、音の波形に合わせて図形を変化させるアニメーションや、マウスの動きに反応して絵が動くインタラクティブな動画なども、エクスプレッションを活用することで実現できます。まるで魔法使いが呪文を唱えるように、思い描いた通りの動きを動画に吹き込むことができるのです。使いこなすには少し学習が必要ですが、一度慣れてしまえば、動画制作の可能性は無限に広がります。これまで複雑で実現が難しかったアニメーションも、エクスプレッションを使えば驚くほど簡単に作れるようになります。動画制作に携わる人にとって、エクスプレッションはまさに魔法の言葉と言えるでしょう。
DaVinci Resolve

動画を簡単に公開!自動アップロードのススメ

動画を作り、たくさんの人に見てもらいたい。これは、動画を作る人なら誰でも願うことでしょう。しかし、動画をみんなが見られる場所に置くまでには、思った以上に手間がかかるものです。動画を一旦保存し、動画を共有する場所を開き、題名や説明書きを加える…といった、多くの作業が必要です。こうした、細かくて面倒な作業を少しでも軽くしてくれるのが、ダビンチリゾルブという動画編集ソフトの自動で動画を共有してくれる機能です。この機能を使うと、動画の保存と同時に、ユーチューブやビメオといった動画を共有できる場所に、自動で動画が送られます。つまり、ボタンを一つ押すだけで、動画を公開する準備がすべて終わるのです。これは、動画を作る人にとって、とてもありがたい機能と言えるでしょう。動画を作る時間を短くできるだけでなく、動画を共有し忘れることも防げます。例えば、動画を作り終え、編集ソフトから書き出す際に、この機能を設定しておけば、動画は自動的にユーチューブにアップロードされます。作成者は、アップロードが終わるのを待つ必要も、サイトを開いて手動でアップロードする必要もないのです。動画制作者は、本来の作業である動画作りに集中できるようになります。さらに、この機能は複数の動画共有サイトに同時にアップロードすることも可能です。複数の場所で動画を公開したい場合でも、一つずつアップロードする手間が省けます。まさに、動画を公開する新しいやり方と言えるでしょう。これまで、動画の公開は、制作作業の一部として、面倒な作業も伴っていましたが、この機能によって、動画制作の流れが大きく変わる可能性を秘めていると言えるでしょう。