レフ板

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撮影機器

動画制作に必須!レフ板の効果的な使い方

映像を撮影する時に、光をうまく操ることはとても大切です。光が足りない場所では被写体が暗く見えにくくなってしまいますし、逆に光が強すぎると白飛びしてしまい、細部が見えなくなってしまいます。そこで活躍するのが「反射板」です。反射板とは、その名の通り光を反射させる板のことです。反射板は、主に板状の形をしていて、表面の色によって、反射する光の強さや色が変わります。代表的な色としては、白、銀、金があります。白い反射板は、自然で柔らかい光を反射するため、人物撮影などに向いています。銀色の反射板は、強い光を反射するため、光が足りない場所で被写体を明るくしたい時に役立ちます。金色の反射板は、暖色系の光を反射するため、夕焼けのような雰囲気を演出したい時に使われます。反射板の使い方も様々です。太陽光や照明の光を反射させて、被写体に光を当てたり、影を薄くしたりすることができます。例えば、逆光で顔が暗くなってしまう時に、反射板で光を顔に反射させれば、明るく見せることができます。また、光源と被写体の間に反射板を置くことで、光を拡散させて柔らかい光を作り出すこともできます。反射板は、写真撮影だけでなく、動画撮影でも使われています。照明機材のように電源を必要とせず、折りたたんで持ち運べるものも多いので、場所を選ばずに使えます。また、比較的安価で手に入ることも魅力の一つです。光の加減を調整することで、映像の雰囲気を大きく変えることができるので、動画制作には欠かせない道具と言えるでしょう。