キューシート

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動画編集

動画制作の必須ツール:キューシート活用術

動画作りは、たくさんの段階を経て完成します。まず、どのような動画を作るのかを考え、次に撮影を行い、その後、撮影したものを繋ぎ合わせ、最後にみんなが見られるように公開します。これらの各段階には、それぞれ専門の担当者がいます。例えば、どんな動画にするのか考える人、カメラで撮影する人、撮影したものを編集する人など、様々な人が関わって、一つの動画が作られています。多くの担当者がそれぞれの作業を行うため、動画全体の完成形を共有し、お互いに協力し合うことがとても大切です。そこで役に立つのが「進行表」です。進行表とは、動画がどのように進んでいくのかを時間ごとにまとめた表のことです。この表には、動画全体の構成や、それぞれの場面の長さ、使う素材、担当者への指示などが全て書かれています。進行表を使うことで、動画作りに関わる全員が同じ考えを持って作業を進めることができます。例えば、撮影の現場では、進行表を見ながら撮影の順番や時間配分を調整します。編集の段階では、どの素材をいつ使うのかがはっきりと分かります。このように、進行表は動画作り全体を滞りなく進めるための設計図のような役割を果たします。家を作る時にも設計図が必要なように、動画作りでも進行表が、質の高い動画を効率的に作るために欠かせないものなのです。